それは風の音と波の音|海の思い出
海とは縁遠い生活を送っている。
私が生まれたところは山の麓。
普段はビルに囲まれた海とは無縁の場所で働いている。
海。海。
口にするだけで少し心が躍る。
海は少し特別な場所。
潮の香り、少し湿った風、微かに聞こえる波の音。
家族と、友人と、恋人と。
海に一人で行くことはない。
海にはいつも思い出がある。
一緒に行った人との会話や景色もずっと心に残っている。
そんな海は非日常にあふれている。
それは大人になった今も同じ。
海を見るとわくわくする。
海の向こうには何があるんだろう。
そんな子供の頃の感覚を思い出させてくれる場所でもある。
風の音、波の音。海鳥の鳴き声、遠くに汽笛が鳴り響く。
海にはいろんな音がある。
函館の海、月の松島、神戸の港、鳴門の海。
かつて訪れた海にはたくさんの思い出がある。
それではまた。